クリップボードの内容をデスクトップで常に確認『peeping clipboard』
2015年7月12日
コピーを利用するとデータが格納される場所であるクリップボード。
その場所の存在は認識できていても、実際に見ることができないので今何が入っているのかわかりません。
そこで現在のクリップボードの内容を、覗き見るようにデスクトップから常に確認できれば便利かと思い、MenuBarAppleScriptを利用してアプリを作りました。
荒削りですが、似たような機能を提供しているクリップボード拡張アプリはないので少しは需要があるかな。
アプリの実態は特定のHTMLを表示するだけのWebViewウィンドウ。
クリップボードの変更を指定した時間ごとに監視し、変更があればクリップボードの内容に沿ってHTMLを作り直し、再表示します。
デスクトップアイコンよりも下の階層に表示させて壁紙の一部のように表示させたり、どのウィンドウよりも上の階層に表示させて常に確認できるようにウィンドウレベルを調整できます。
表示される内容はHTMLとCSSで完全に制御でき、かなり容易に見た目を変更できます。
クリップボード履歴管理機能(プレーンテキストのみ)とリッチテキストをプレーンテキストに変換する機能もつけました。
画像やファイルをクリップボードに格納するとサムネイルをこのアプリから見られるようになりますが、クリップボードのデータをファイルに書き出していますので、更新のタイミングだけCPU使用率が上がります。