Reeder 2 vs Readkit おすすめはどっち?
Reeder 2登場でReadkitさん息してない……かと思いきや!
対決記事第2弾(第1弾はこちら)。
feedlyに代表されるオンラインRSSリーダは情報を効率的に得るために欠かせない存在ですよね。
そのオンラインRSSリーダをさらに便利に使うための専用クライアントの2トップ、Reeder 2(以後Reeder)とReadkitの良い所悪い所を比べてどちらの方がより便利でおすすめしたいアプリなのかを勝手に決めたいと思います。
iOS・Mac版ともにかなり高い評価を得ているReederがバージョンアップを果たし、今後はReeder一択なるかと思いきやReadkitも中々健闘、どころか伯仲しているんです。
Reeder 2
Readkit
比較表
比較対象 | Reeder 2 | Readkit |
---|---|---|
ビジュアル | ◎ | ○ |
対応アカウント | ○ | ◎ |
共有サービス | ◎ | ○ |
同期の速さと動作 | ◎ | ○ |
価格 | ○ | ○ |
機能 | ○ | ◎ |
操作性 | ◎ | ○ |
おしゃれさはReederに軍配が上がる
Reederはアイコンの格好良さから各種UIパーツに至るまで洗練されており、フィードを読み込む時のアニメーションとか細かい所にこだわりが見られて使っていて非常に気持ちがいいです。
上記の設定ウィンドウのスクショを見ていただくと分かりますが、Reederは機能ごとに分かりやすく設定項目が並べられているのに比べReadkitはただ並べただけのような印象があります。
ただReederは設定できる項目を絞りUXを向上させようとしているのに比べ、Readkitは「設定すべて弄れるようにしておいたよ!」的な感じがして親しみが湧くことも事実です。
完全にキーボードだけで操作できるのもReeder
次の記事やフィードに移動したり、特定のサービスへURLをポストするアクションにショートカットキーを割り当てられるのは両者変わらないのですが、フィードをまとめているフォルダを開いたり閉じたりするショートカットキーはReederしか割り当てられません。
「いつもはフォルダ単位で開いても記事リストが一覧できるのに今日は溢れてしまったから、フィード単位で読もう」だとか「いつもはじっくり読むけれど今日はフォルダ単位で長し読みしよう」だとか思った時に、フォルダを開閉するショートカットがないといちいちトラックパッドにまで手を伸ばさなければなりませんが、Reederはすべてキーボードから操作できます。
機能はほぼ一緒。だけれど動作で若干気になる違いが
対応アカウントの豊富さではReadkitが、対応共有サービスの豊富さではReederがそれぞれライバルに差をつけています。
ReadkitはPocketやInstapaperなどの後で読む系のサービスもRSSリーダのように読みこめるのがかなりアドバンテージですし、ReederはMarsEdit・Quoted.fm・SafariのリーディングリストなどReadkitにはない共有先が用意されていて便利です(ReadkitのSafariのリーディングリストへの共有はSafariが開いてしまうので不完全)。
まあどちらも絶対外せないようなサービスは抑えているので機能の違いはあまりありません。
しかし機能ではほぼ同等ですが、動作の面で見るとReadkitが若干劣っているのではないかと思われます。
Jキーで連続して次の記事へ移る時などに顕著なのですがReadkitは記事の内容が描画されるのが遅く、内部の処理がJキーの入力速度についていけていないのか既読にならず飛ばされてしまうこともしばしばあります。
Readkitのスマートフォルダーがすっごく便利
スマートフォルダーとは条件に一致した記事だけを集めて表示する疑似フォルダ機能。
スマートフォルダーがあるとPR記事だけを表示させないようにするだとか、スターを付けた項目の中で特定のフォルダに含まれる記事だけを表示するだとか、1日以内に更新された好きなブログの記事だけを表示させるだとか、自由自在な表示のさせ方ができます。
僕はiPhoneのRSSリーダクライアントで星だけを付けておいて後で家に帰ってからじっくり読むというような使い方をするのですが、スマートフォルダーがないと時系列順に並んでいるだけなので後で見返すのが凄く苦痛です。
スマートフォルダーがあれば、例えば「ブログ」フォルダのスターと、「おもしろ」フォルダのスターは分けて表示できるので、混乱なくスターを消化していくことができます。
僕がおすすめしたいRSSリーダは?
Readkitです。
やはりスマートフィードがすっごく便利です。
Reederと比べて動作が重かろうが、全体的に少しださい感じがしようが便利さには変えられません。