OS X Yosemite の特に目立った変更点
YosemiteがMac App Storeで公開され無償でアップグレードできるようになりました。
主な変更点はAppleのサイトを見れば分かりますが、ここでは僕が実際にYosemiteをインストールしてみて気付いた主な変更点を書いていきたいと思います。
最初に総評を書くと全般的に格好良くなったけれど、あまり変わっていないなという感想です。
ただiOS 8と同じようにアプリ間の連携や拡張などができる機能が搭載されたので、今後じわじわと便利になっていきいつのまにか世界が変わっているかもという期待は感じさせるOSです。
Spotlightが名実ともに真ん中に
YosemiteではSpotlightによる検索結果の表示が右上から真ん中に変更になりました。
モダンで見やすい感じに。
またリストでアプリを選択すると最近開いたファイルを、ファイルを選択するとプレビューが表示され、Spotlightがかなり使えるようになりました。
ランチャーアプリっぽくなったので、Macの操作の起点かつ中心によりなっていくと思われます。
通知センターにウィジェットを表示できるように
通知センターの「今日」にウィジェットを表示できるようになりました。
“カレンダー"アプリに登録したイベントを確認したり、各種ソーシャルサイトにメッセージを送信したり、天気や株価を確認したり、さまざまな情報を気軽に確認できます。
通知センターの呼び出しもMavericks以前よりしやすくなり、トラックパッドの右端から2本指スワイプするだけで呼び出せるようになりました。
iCloudに保存したファイルをアプリ間・OS間を飛び越えて一元管理できる「iCloud Drive」
YosemiteのFinderのサイドバーには「iCloud Drive」という項目が追加され、Mac・iOSアプリでiCloudに保存したファイルを一元管理できるようになりました。
これによりiCloudに保存したファイルをその保存したアプリ以外のアプリでも直接編集できますし、iPhoneアプリで保存したデータをMacですぐに編集するということが可能です。
同様のことはDropboxなどの外部オンラインストレージを使えば可能でしたが、システム標準に組み込まれているのが素晴しい。
これからiCloudを利用する頻度が増えそうです。
Safariがよりスマートにすっきりと
Safariを代表とするデフォルトアプリケーションでツールバー近辺がすっきりとしました。
これによりウィンドウが縦により広く使えます。
また同じApple IDを利用しているiOSデバイスを含めたSafariのタブを一覧して見られるようにもなり、iOSで見ていたサイトをMacで見るという作業がよりスムーズに行なえるようになりました。
他社製の機能拡張がシステム環境設定にまとめられ管理しやすくなった
システムやFinderの機能を拡張する他社製の機能拡張が「システム環境設定」 > 「機能拡張」にまとめられました。
Macのさまざまなアプリに機能を拡張するにはSIMBLくらいしか選択肢がなかったので格段の進歩だと思います。
今のところ通知センターのウィジェットくらいしか目立った拡張はありませんが、わくわくしますね。
便利そうな「Handoff」と「Instant Hotspot」
iOSデバイスで作業中のデータをシームレスにMacに引き継げる「Handoff」とMacを簡単にWi-Fiベースステーションとして使えるようにする「Instant Hotspot」
とても便利そうな機能ですが僕のMacは古い機種過ぎて利用できませんでした。
いつかレビューしたい(いつになることやら…)。