通知センターを完全に無効にする方法

2012年8月8日

Mountain Lionになって搭載された通知センターですが、そもそも通知して欲しくない人やGrowlを利用しているという人にとっては邪魔な物。

そこで一時的に無効にするのではなく、完全に無効にする方法を紹介します。

参考にしたサイト

アプリでオン/オフを切り替える

Any way to remove Notifications Icon? [Archive] – MacRumors Forumsを参考に、通知センターのオン/オフを切り替えるアプリを作りました。

ダウンロードする

Notificationcenter_Toggler

初回起動時にダイアログが表示されるので管理者パスワードを入力してください。

キーチェーンにパスワードを保存して、sudo chmodコマンドを実行するだけのアプリです。

通知センターを無効化する仕組み

今回利用したのは「/System/Library/CoreServices/NotificationCenter.app/Contents/MacOS/」内にある通知センターの実体ファイル「NotificationCenter」という実行ファイルのアクセス権を変更してシステム側に開かせないようにする方法です。

NotificationCenter_toggle.png

アクセス権を変更して通知センターを無効化するにはターミナルを開いて以下のコマンドを実行

sudo chmod 600 /System/Library/CoreServices/NotificationCenter.app/Contents/MacOS/NotificationCenter;killall NotificationCenter; killall Dock

元通りのアクセス権に戻し通知センターを有効化するには以下のコマンドを実行します。

sudo chmod 777 /System/Library/CoreServices/NotificationCenter.app/Contents/MacOS/NotificationCenter; killall Dock

どちらのコマンドもアクセス権を変更して、Dockを再起動しています。

Macとかの雑記帳さんではdefaultsコマンドを利用する方法が紹介されていましたが、環境によってはエラーがでるとのことです。