Kindle Paperwhiteが最高な読書端末である四つの理由

2013年5月15日

Kindle Paperwhiteを買いました

過ぐる二月、誕生日に誰からも何も貰えなかったのでカッとなって購入ボタンを押してしまいました。

ずっと前から欲しかったのですが、Kindleの良さが掴めておらず、期待に沿わない可能性があるおもちゃを買うにしては8000円は高過ぎるなと思って買う勇気が出なかったのです。

なので誕生日に誰からもプレゼントを貰えなかったという事態は、僕の優柔不断な背中を押してくれたのでいっそラッキーでした。

本当です。

それから三ヶ月くらいひそかに使っていたのですが、iPhoneと同じくらい手放せなくなりましたし、画面を見ている時間ではMacをも抜きました(こんな名前のブログを運営しているのに!)。

2008年にiPod touchを買った時も世界が変わる革新的なデバイスだと思いましたが、Kindle Paperwhite(以後Paperwhite)もまた同様に世界が変わるほど便利なデバイスだと思います。

読書することに特化したデバイスがこれほど親しみ深くまた手放せなくなるとは想像もしていませんでした。

今さらPaperwhiteの良さを知ったニワカが、購入した喜びの勢いのままPaperwhiteの最高な所を四つに分けて書き散らかしていきます。

1. どれだけ読んでも(体と目が)疲れないのが最高

Paperwhiteは、一般的なコンピュータのディスプレイに採用される液晶ディスプレイとは違う、e-inkを採用しています。

e-inkとはいわゆる電子ペーパーですね。

仕組み的に紙に印刷されたインクとほぼ変わりがないので、文字がくっきりして美しい表示です。

そしてそれ自体が発光していないので、直射日光下でも読めますし液晶ディスプレイを見ている時と違い目がまったく疲れません。

Kindle Paperwhite接写

上の画像はPaperwhiteの画面をiPhone 4Sで接写した物です。

電子ペーパーの画面を写真で撮って液晶ディスプレイで見ていただいても魅力があまり伝わりませんが、文字が潰れておらず読み易いことは分かってもらえると思います。

ここまでが目が疲れない説明、以後は体が疲れない説明です。

Paperwhiteを使って気付いたのですが、紙の本って結構せわしなく手を動かして読まなければいけないのです。

僕は本を読む時は基本ベットに寝転がって読むのですが仰向けに読むと本を両手で支えるのが辛いし、横向きに読んでも読みやすいように本をちらちらと移動させたりページめくりの時に体勢を変えたりやることがたくさんあります。

電子書籍だとページめくりタップのために指先を動かすこと以外はまったく体勢を変える必要がありません。

集中が途切れることなく本を読み続けることができます。

2. Instapaperと連動させた真の「あとで読む」が最高

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DSC00346 Photo by BLOG of Daisuke

後で読みたい記事を「あとで読む」サービスに送っておいてiPhoneで読むのは、僕の場合真の「あとで読む」ではありませんでした。

小さい画面でたくさんの文字を追うのが面倒になって読まずに消してしまったり、「あとで読む」に登録したのにすぐに読んでしまったりするからです。

その点Instapaperと連動させたPaperwhiteは真の「あとで読む」でしたし、僕のライフスタイルにとても合う物でした。

RSSリーダーやブックマークレット経由でInstapaperに「あとで読む」記事を送ると、Paperwhiteへ日ごと・週ごとに雑誌のようにまとめたファイルを送ってくれるのです。

kindle_instapaper.png

これまでもはてなブックマークで話題になったブログ記事などはiPhoneで読んでいたのですが、今にして思うとあまり内容が頭に入ってきてはいませんでした。

しかしPaperwhiteを手に入れてからは、文字が見みやすいので確実に読むようになりましたし、しっかり読むようになったので逆にしっかり読みたくないなと思った記事は「あとで読む」に送らなくなり、「あとで読む」の質が高くなりました。

3. 電池の持ちが良くてUSBケーブルに繋ぐ必要があまりないのが最高

スマートフォンを使っている人ならば分かってもらえると思うのですが、充電や同期のために端末をUSBケーブルに繋ぐのは面倒ですよね。

その点Paperwhiteは公式の紹介文で「1回の充電で8週間バッテリーが持続します」と謳っています。

本を購入したり、Webブラウジングをしたりすると大幅に持続時間が減りますが、それでも僕が使ってみた感じでは2週間は電池がもったので充電を気にする必要があまりありません。

また本を読むことをPaperwhiteに任せることにより、結果的にiPhoneなどのスマートフォンの電池の持ちを延ばすことができます。

Kindle Storeで本を購入した場合もWi-Fiで自動的にダウンロードされるので、やはりUSBケーブルに繋ぐ必要はあまりありません。

4. 新しい読書体験が最高

kindle_store

家にいながらKindle Storeで気になる本をワンクリックするだけで、十数秒後には手に入るので本を読む機会が増えました。

利用する前には、紙の本と比べて劇的に安い訳でもなく本という物質も手元に残ら
ない電子書籍にあまり魅力を感じていませんでしたが、頻繁に値下げセールがありお得に買えますし、サンプルもダウンロードできじっくり読めるので地雷を踏むこともなくなります。

またKindle Storeには個人出版の本が多数売られており、書店には売られていないような本に出会うことができます。

平均的なクオリティは当然のことながら低い(本の体裁をなしていない酷いものもある)ですが、セールを狙えば無料で買えたり、インディーズ音楽に通ずる所があるような独特の魅力があります。

2月は死神

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その中でも犬子蓮木さんの作品と出会えたのが最近の大きな喜びです。

森博嗣さんの作風に似ていて、久々にハマりました。

これはKindle購入で再発見したというか、新鮮な気持ちを思いだしたのですがやはり僕は本を読むことが大好きだったようです。

最高じゃないところも

悪い面というか期待外れの面も書いておこうと思います。

小説を読むには最高のデバイスですが、漫画を読むにはまったく向きません。

電子ペーパーの特性でページめくりのさいに前ページとの違いが大き過ぎると明滅するのですが、漫画だとそれが必ず起こり煩く感じられ読むことに集中できません。

また漫画を1ページ表示するには画面が小さく、拡大して1ページをスクロールして読むのは面倒くさいです。

Paperwhiteは小説を読むことに特化したデバイスなので仕方がないのですが、漫画も快適に読めると勝手に期待していたので残念でした。

次に内蔵Webブラウザは使いものになりません。

リンクをタップしてもターゲットが小さくて反応しないことが頻繁にあるし、スクロールも期待しているよりスクロールしてくれずもどかしいです。

それに関連してKindleから利用するKindleストアも使いやすいとは言えず、Macから見たほうが良さそうです。