画像に影を自由自在に付けるコマンド『shadow』
影を自由自在に操れるとブログのスクショが捗る!
Command ⌘Shift + 4でウィンドウのスクリーンショットを撮影するとウィンドウの影の部分が大きく、それをそのままブログなどに掲載するとサムネイル表示の時に見せたい部分が小さくなってしまって都合が悪いのです。
僕はそれを少しでも見やすくするためにMiniShadowを利用して影を削ってきていましたが、MiniShadowはランチャーアプリやDockからのファイル受け渡しには対応しておらず、Finderでいつも画像をドラッグ&ドロップするしかありません。
そんな少しの手間だけれど毎日積み重なると嫌になる作業に救世主が!
shadowはザリガニが見ていた…。さんが作られた画像に影を付けるコマンドです。
使い方
コマンドなのでターミナルから利用したり、AppleScriptから呼び出したり、ドロップレットに仕込んだり、アプリに組込むことが可能。
ターミナルから利用する基本形はとても簡潔。
shadow file.png
複数ファイルの指定もスペースを空けて末尾に追記するだけ。
影の透明度(alphaValue)やぼかし半径(blurRadius)もオプションで変更可能です。
shadow -a 0.5 -b 8 file.png
alphaValueは0以上1以下の数字、blurRadiusは0以上の数字で指定します。
上記画像は影の半径を変えて並べてみた所。
自分が一番しっくりくる設定を見つけて以後はそれに固定すると良さそう。
インストール方法
GithubからZipファイルがダウンロードできるのでまずはダウンロード。
解凍してできた「shadow-master/command」の中に実行ファイル「shadow」があるのでパスが通った場所に置きます。
パスが通った場所というのはシェルがコマンドを探しに行く場所で
printenv PATH
で確認できます。