補助アクセスを要求するようなAppleScriptはpropertyの値が保存されない

2016年6月9日

とあるAppleScriptアプリを作っていて気付いたのですが、補助アクセスを要求するようなコードが含まれているとpropertyの値が保存されない不具合があるようです。

この不具合はアプリケーション形式で保存したアプリやスクリプトファイルから当該スクリプトを実行すると再現しますが、スクリプトエディタから実行しても再現しません(正常なpropertyの動作になる)。

Mac OS 10.11.5で試しました。

バグの動作を確認したい人は、上のAppleScriptをスクリプトエディタで開き、アプリとして保存して、「システム環境設定」 > 「セキュリティとプライバシー」 > 「アクセシビリティ」のウィンドウにアプリをドラッグ&ドロップして登録してから、実行してみてください。

古いAppleScriptアプリの動作がおかしい、設定が保存されないなどの不具合があったら、このpropertyの値が保存されないバグを疑った方が良いかもしれません。