MacUpdateで一部のアプリのインストーラが独自のものに置き換えられていて、別のアプリも一緒にインストールされたり検索エンジンを変えられたりすると話題に

2016年4月13日

redditの「MacUpdate.com now serving up garbage you don’t want, hoping you’re not paying attention」というスレッドで話題になっていて知ったのですが、MacUpdateで配布されている一部のアプリのインストーラがMacUpdate独自のものに置き換えられており、そのインストーラを利用してアプリをインストールすると別のアプリも一緒にインストールされたり、検索エンジンがYahooに変えられたりするそうです。

macupdate_install_crapware

OnyXで試したところ、確かにOnyXの開発元、Titanium Softwareからダウンロードできるファイルとは違った形式のインストーラがダウンロードされてきて、OnyXをインストールしようとするとOperaのインストールを勧められました。

  • 利用者にインストール or 検索エンジンを変えるかどうかの選択を委ねている
  • 同梱アプリが悪質なものではない
  • アプリのインストールを容易にするという側面もある
  • 一部のアプリだけが独自のインストーラに変わっているということはアプリ制作者に同意が得られていている?(収益の分配があるならばアプリ制作者のモチベーション維持につながる)

以上の点からまだ騒ぐ段階ではないように思えますが、何がインストールされるかわからない不透明さは残り、何となく怖いですね。