iMac 2017 27インチのメモリを自分で増設しました

2017年6月11日

現代のMacのサクサクさ加減を左右するのは1にストレージのSSD化、2に潤沢なメモリです。

27インチiMacはデフォルトでFusion DriveなのでHDDよりはいいやろとSSD化は見送るとして、AppleストアでiMac購入する際の最小メモリは8GBです。

8GBのメモリとはWebブラウザでタブで複数サイトを開いて、Spotifyで音楽でも聞こうものなら結構使い切ってしまう程度の容量なので、潤沢なメモリとは言えません。

なので増設したいところですが、Appleストアでカスタマイズすると8GBから16GBに増やすだけでも+22000円。

自分で増設すると7000円(4GBx2のメモリ代)程度。

なら自分で増設するしかないでしょう。

AppleのInstall memory in an iMacのページを参考に適応するメモリの規格を調べると以下の条件をすべて満たす必要があるようです。

なおInstall memory in an iMacのページ内にiMac 21.5インチ 2017のメモリ情報は書いていないので、21.5インチモデルは自分でメモリ増設できない可能性が高いと思われます。

  • PC4-19200
  • Unbuffered
  • Nonparity
  • 260-pin
  • 2400MHz DDR4 SDRAM

公式サイトでは「PC4-2400」と書いてありますが、「PC4-19200」の間違いだと思われます。

以上の条件を満たすようなメモリを Amazonで買って実際に増設してみました。

買ったメモリは「DDR4 2400 260pin」などのような検索をして評判が良かった、CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GBx2枚 260pin (無期限保証)(Crucial by Micron) W4N2400CM-4Gです。

「Nonparity」との記載はありませんでしたが問題なく動きました。

増設といっても簡単でAppleのサイトに書いてある通りにカバーをカパッと外して中のメモリスロットに取り付けるだけです。

まずiMacの電源を切り、電源コードを本体から引き抜いて、柔らかい布の上などにiMacの液晶面を下にして置きます。

AC 電源ポートのすぐ上にあるグレイの小さなボタンを押して、メモリコンパートメントドアを開けます

黒い棒で指し示したところにあるボタンを押すとアルミの蓋が中から押し出されて少し開くので、隙間ができたら指などを差し込んで蓋をこじ開けます。

メモリケージの左右にある 2 つのレバーを探します。メモリケージのレバーを 2 つとも外側に押すと、メモリケージが外れます。

黒い棒で指しているところがレバー。

両手の親指を内側から差し込んで左右に開くとメモリケージが外れます。

そのまま手前にレバーを引くとメモリスロットが浮き出てくるのであとはメモリを差し込んで、これまでの手順の逆にレバーを戻して蓋を閉めるだけ。

なおメモリにはシールが貼られていますが、剥がすとメモリ販売メーカの保証が受けられなくなったりするので剥がしてはいけません。