Macの手書き説明書

macOSのアプリ紹介と基本的な使い方を解説

アプリケーションごとのQuartzGLを有効にして動作を軽くする

QuartzGLを有効化することでの効果


2chの新・Mac板の知らない人は損してると思うMacの使い方 Ctr+3で、にわかに話題になっているTipsです。

以前隠し機能QuartzGLをONにしてMacの動作を軽くするで2D描画をGPUに任せてシステム全体の動作を軽くする方法を書きましたが、どうやらそれだけでは不十分らしくアプリケーション単位でもQuartzGLを有効にする作業が必要です。

QuartzGLを有効化させたSafariでDirect2Dのストレステストのページを表示させると違いが明らかです。



普通のWebブラウジングに使う分には、ここまで劇的な違いは感じられないと思いますが、確実に描画が速くなることは確かですね。

検証しきれていませんがLeopardでは全体のQuartzGLを有効にしてから、個別のアプリケーションのQuartzGLを有効にする必要があり、Snow Leopardでは個別のアプリケーションのQuartzGLだけを有効にすれば効果があります。

ターミナルからQuartzGLを有効にする


まず高速化させたいアプリケーション名を「~/ライブラリ/Preferences」フォルダ内で検索して、プロパティリストファイル(.plist)を見つけます。

QuartzGLを有効化するために.plistファイルを探す

Safariならば「com.apple.Safari.plist」がプロパティリストファイル。

プロパティリストファイル名を確認したら、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
defaults write com.apple.Safari QuartzGLEnable -bool true

「com.apple.Safari」の部分は高速化させたいアプリによって随時書き換えます。
元に戻すには
defaults delete com.apple.Safari QuartzGLEnable


プロパティリストを直接編集してQuartzGLを有効にする


ターミナルを使うのが怖い人はXcodeをインストールすると一緒にインストールされる「Property List Editor」や「Pref Setter」でプロパティリストを編集するのがお勧め。

QuartzGL_2

新しい「QuartzGLEnable」という名前のkeyを追加してValueを「true」にするだけですが、もしもの時のために.plistファイルはバックアップしておくといいでしょう。

副作用


速くなるのにデフォルトで有効化されていないのはそれなりの理由があり
  • YouTubeなどのFlashプレーヤで動画が再生されず音声だけが流れる
  • ウィンドウ描画がおかしなことになる
などの不具合が起きる可能性があります。

そしてGeForce FX 5200以上のGPUでないと効果はありません。

ですがターミナルでコマンドを入力するだけで簡単に元の状態に戻せますし、色々なアプリで試してみて損はないと思います。

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1 Comments

名称未設定  

G5+Leopard(10.5.8)+ATI Radeon 9600 Proユーザです。

試してみたところ、WindowServerに対する設定は全体のデフォルトの設定で、個別に有効化しなくても有効になりました。

全体を有効にし、不具合のあるアプリのみ個別に無効化することで、一部描画のおかしくなるアプリ(例えばFinder、一部のJavaアプリ)や逆に描画が遅くなるアプリ(例えばSimple! Jang Plus、Okayu)でも問題なく使えます。

また、全体では有効化せず、アプリごと個別に有効化することでも使用可能になります。Safariで上記Direct2Dストレステストのページを表示させ確認しました。

現在は全体は無効のまま、描画速度に不満のあるアプリのみ有効化して使ってます。

2011/07/07 (Thu) 14:38 | EDIT | REPLY |   

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